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みなさまお久しぶりです。
久々に「デザイン マネジメント専門ブログ」を更新しました!  

先日、赤塚不二夫生誕80年企画 「バカ田大学」(東京大学 本郷キャンパス、山上会館)で開かれた  脳科学者・茂木健一郎 氏のお話がおもしろくとても興味深かったので、久々の「デザイン マネジメント専門ブログ」では、「天才の思考」について取り上げていきたいと思います。

 

「創造性のバカちから」=「デザイン マネジメント(デザイン思考:デザインシンキング)」

バカ田大学

「バカ田大学」脳科学者・茂木健一郎 氏の授業(講義)のテーマは

「創造性のバカちから」

脳科学者の先生の授業(講義)であり、この授業のタイトルからして、デザイマネジメント(デザイン思考:デザインシンキング)につながりそうなお話が聞ける予感!? がひしひしと伝わってきた気がしたので、この授業(講義)の存在を知ったその日に、すぐ チケットを購入しました。

茂木健一郎氏は「創造性のバカちから」を「天才」のメカニズムから分解して考察しています。(さすが脳科学者!  思考の切り口がすごい!!)

 

<「天才」をつくる要素>

・集中する機能
・オタク的要素
・おかれている環境

 

<「天才」の性格と特徴>

・変わり者である
・現実を凌駕する
・なにか一つのことに没頭する
・ルールに縛られない
・妄想や思考を重視する

 

<「天才」が持つバカちから>

「天才」が持つバカ力には2つの「状態」があると言います。

 

一つ目は「フロー状態」

「フロー状態」とは、人が何かをしているときに完全に没頭し、脳が研ぎ澄まされて集中している感覚であり、完全に周りの声も聞こえないくらいのめり込んでいる精神状態のことを言います。

 

二つ目は「ZONE(ゾーン)状態」

「ZONE(ゾーン)状態」とは、フロー状態よりさらにその上の極限状態。

「ZONE(ゾーン)状態」に入った時の人が体験するのが、自分以外がゆっくり見えたり、脳科学的に視覚や聴覚が非常に鋭くなることです。
「周りの人間がゆっくり動いて見える」「周りの景色がゆっくり流れる」「ボールが止まって見える」このような極限状態を「ZONE(ゾーン)状態」と言います。

一流のスポーツ選手(タイガー・ウッズ、長島茂雄、イチローなど)は、自ら意識的に「ZONE(ゾーン)状態」を作り出すことができます。
あの有名なアルベルト・アインシュタイン博士や、音楽家 モーツァルトにいたっては、日常生活からすでに「ZONE(ゾーン)状態」だったと  茂木 健一郎氏は言ってました。

 

脳・アイデアイメージ

クリエイティブにおける「フロー状態」とは

クリエイティブな仕事や、アイデア・イメージを向上させるとき、「フロー状態」になることができれば、何か創造的なモノを生み出したり、処理したりするスピードが早くなります。

「人」と「組織」に当てはめてみても、個性が活かされ「フロー状態」を生み出す環境が整っている組織は、クリエイティブ力も発揮され、生産性が高いと言えます。

そのことに気づき、「デザイン思考(デザインシンキング)」をもってデザイン マネジメントを重視している経営者やリーダーは、すでに今「フロー状態を起こせるチーム(組織)をいかに作れるか」に注力し、経営戦略に取り入れています。 

クリエイティブな「デザイン思考(デザインシンキング)」の力を養うためには、まず常識とされていることを疑ってみて観察することがとても大切です。

当たり前のことを疑うことが、ありきたりからの呪縛から解放され、自由な発想で思い描き(思考して)、新しい創造性が生まれるのです。 

 

リベラルへの挑戦が創造を生み出す

「クリエイティブ」と「デザイン思考(デザインシンキング)」には、親和性があります。

自由な発想や、ヒエラルキーに左右されず意見が言える空間、「フロー状態」にないやすい環境。

これらは、「創造性のバカちから」を生み出すパワーの源、「天才」のメカニズムにもあった要素とよく似ています。

脳科学者 茂木 健一郎氏の「天才とは何か」「天才とは何者なのか」を深くさぐること自体が、「デザイン思考(デザインシンキング)」のプロセスであり、新たなものを生み出す「創造性」を刺激しているのかもしれませんね。

ビッグ アイデア

 

最後に、茂木 健一郎氏がずっと追い求めている言っていた

「天才の方程式」、、、、、

この魔法のような方程式を、近い未来に本当に見つけることができたら、

とてもワクワクしますね(笑)

脳科学者 茂木 健一郎氏の「天才の思考」のメカニズムを知ることができ、

そのメカニズムを「デザイン思考(デザインシンキング)」に置き換え関連性を探して、

デザイン マネジメントいかに取り入れることができるか、

「思考」の発想の転換を考える良い機会を得ました。

そういった意味でも、とても有意義で貴重な時間を過ごすことができ、

赤塚不二夫生誕80年企画 にふさわしく おバカ 楽しい

「バカ田大学」の授業でした♪

 

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